山形県における保健医療福祉の発展に寄与する活動を行う一般社団法人 山形県理学療法士会のオフィシャルサイトです。

東日本大震災における本士会の災害支援ボランティア活動

この度の震災における山形県理学療法士会の災害支援ボランティア活動を紹介します。
山形県理学療法士会は2度にわたり、7ヶ月間に及ぶ支援活動を行ないました。

第1弾a

平成23年4月2日から山形県内に避難された方々への支援を行ないました。これは県内の避難所において、山形県作業療法士会・山形県言語聴覚士会と共同で、生活不活発病の予防・啓発、エコノミー症候群の予防、住環境の整備、動作指導、運動指導を行いました。

  • ボランティア登録会員数:延べ115名
  • ボランティア実施回数:32回
    • 村山地区:28回
        山形市スポーツセンターで12回、県体育館で1回、
        天童スポーツセンター及びホテル王将で10回、
        上山市体育文化センターで5回
    • 置賜地区:米沢市営体育館で2回
    • 庄内地区:酒田市営親子スポーツ会館で1回
    • 最上地区:新庄市スポーツセンター合宿所で1回
  • ボランティア参加会員数:のべ60名

6月30日をもって、県内の一次避難所が閉鎖されたのに伴い活動も終了となりました。

  • 山形市総合スポーツセンターにて

    山形市総合スポーツセンターにて

  • 上山市文化体育センターにて

    上山市文化体育センターにて

※生活不活発病とは:
避難所では動く機会や果たす役割を失います。その結果、生活動作がままならなくなり、活動する範囲が狭まる状態です。特に高齢者では、筋力の低下、うつ状態、知的活動の低下、めまい・立ちくらみが起こりやすくなります。

第2弾

平成23年8月末から平成24年1月まで宮城県石巻市に災害支援ボランティアを派遣しました。
参加人数はのべ36名です。

  1. 石巻市渡波地区(牡鹿半島とその付け根の地域です)における支援活動

    具体的には、リハビリサービスの必要な方の自宅に訪問し、お話を聞き、運動の指導や環境整備をしました。
    また、地域のデイサービスの手伝いや避難所を回って生活不活発病の予防活動を行ないました。
    参加会員はのべ7名

  2. 石巻市内の仮設住宅におけるDVT検診への支援活動

    石巻市の医師・看護師・ボランティア、宮城県内の理学療法士らで行っているDVT予防のための活動「ゆいっこプロジェクト」に参加協力しました。
    参加会員はのべ29名

  • 石巻市内の仮設住宅での活動

    石巻市内の仮設住宅での活動

  • 石巻市内の仮設住宅での活動

※DVT(深部静脈血栓性)とは:
いわゆるエコノミー症候群です。長時間足を動かさないと血行不良を起こし血液が固まりやすくなります。
その結果、血栓ができ、脳梗塞・肺塞栓症を誘発する恐れがあります。